1.PFAS使用制限案について

　欧州化学物質庁（ECHA）から2023年3月にPFAS使用制限案が公開されました。
PFASとは有機フッ素化合物の総称で1万種以上あると言われています。
　このPFAS使用制限案が正式に採択されますと、欧州において使用制限の対象である製品等に
PFASが使用できなくなります。
　現在のところPFAS使用制限案に「Ｗires and cables」も含まれており、
ETFE・PFA・FEP等のフッ素樹脂を使用している当社の可動用ケーブル等も使用制限される可能性があります。

2.PFAS使用制限案に対する当社の対応について

　上記のようにETFE・PFA・FEP等のフッ素樹脂を使用している当社製の可動用ケーブル等も
使用制限される可能性がありますが、当社はフッ素樹脂以外に特殊エラストマーや架橋PE絶縁（非PFAS）の
ケーブル等もラインアップしており、加えて、より良い絶縁材料の研究開発に取組み続けています。
　PFAS使用制限が決定された場合、フッ素樹脂を含むケーブル等をお使いのお客様には、
品種の切替え等のご相談をさせていただきます。
　
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